楽譜に書かれている数字は?=指番号

ピアノ曲を弾く時に音を見てリズムを考えることは基本となりますが、それだけで十分ではありません。音符の上には時々数字がかかれているのをご存じですか?その数字は「指番号」と呼ばれ、その通りの指で弾くと「弾き易くなる」ものです。

お子様から大人まで手や指の大きさはそれぞれ違いますが、まず書かれている指番号を使えば間違いありません。ところが以外と守られていないことが多いものです。それはなぜか?理由は1つではないと思われますが、①重要視していない②音を理解することに必死で、見る余裕がない、、の2つが主な理由ではないでしょうか。重要視していないため、書いてあることに気づかない方もいらっしゃいます。

どんなことでも「良くない習慣」を直すには労力を伴います。指番号を長く守らずに弾いてきたのに「これからは必ず守りましょう」と言われても、難しいと思われます。もちろん本人と講師の強い意志があれば直せますが、簡単ではないです。そのためにもなるべく早く、音符を見ながら弾くようになった時点から「指番号を必ず見て守る」習慣をつけたいものです。

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