ピアノ発表会で映える曲

ピアノを習っていると、ほとんどの生徒さんが「ピアノ発表会」に参加されていることと思います。中には、習い始めから発表会には参加しないと決めていらっしゃる親御さんもいらっしゃいますが、無理に参加していただこうとは思っておりません。ただ、人間(私も含めて)誰しも目標があると頑張れるものだと思っているので、人前でたった1人での演奏は怖いですが参加する意義は大いにあると思っています。

発表会の選曲は本当に難しいもので、これさえうまく決まればあとは練習あるのみなので、選曲にはかなりの時間をかけています。発表会で演奏する曲は、大昔からの名曲もあれば、今生きていらっしゃる作曲家の曲を選ぶ時もあります。生徒さんの実力よりも前に、生徒さんの好みが大切になってくるので、日頃のレッスンの中でどんな曲が好きなのか、どんな曲ならたくさん練習するのかを常に感じながらレッスンをしています。だいたい1人の生徒さんにつき3曲くらいを選曲し、その中で選んでいただく事が多いのですが、「今年の発表会にはこれを弾きたい!」っ決めている生徒さんもいます。後者の方が練習も頑張るし発表会での生徒さんの満足度もかなり高いので、皆さんには積極的に弾きたい探しのアンテナを張っておいて欲しいものです。

さて、「発表会映えする曲」とはどんなものでしょうか?いわゆる名曲と言われる曲は「それなりに綺麗に弾くこと」が求められます。多くの人が知っているためにミスが目立ちやすいとも言えます。名曲でなくても映える曲は、左右の手を交差して弾いたり、おしゃれな伴奏であったり、印象的なメロディであったり、ちょっと高度なテクニックを要するものだったり、といろいろですが、せっかくの発表会なので発表会映えする曲を弾いてもらいたいです。聴いてくださったお客さん方から「あら?この曲素敵ね!」と思っていただけるような曲探しのために、いろいろな曲を探しています☆

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