レッスンでは、つい手首の位置や指先の形に目がいってしまいますが、ピアノってスポーツと同じで身体全部を気にかけた方が良いと思います。手首や指が自由に動けるためには、肘の位置も重要です。上半身がピアノに近づき過ぎると、肘は自由に動けません。脱力のためには、肘も肩も自由でなければいけません。
当然、足も床につく長さがあるのにぶらぶらしていたりせずに、床にしっかりと置きましょう。時々お尻に体重をかけて弾いている方を見かけますが、身体の重みがしっかり指先に伝わるよう、左足の膝に重心をかけて弾いてみて下さい。今よりも楽にフォルテ（大きな音で）の音が出せると思います。大きな音もいろいろな種類があります。いろいろと出し比べてみて、自分の好きな音を見つけてくださいね。
身体の状態・姿勢については、自分自身ではなかなかわからないものです。ピアノを習っている方は、1度先生に姿勢についてアドバイスしていただくことをお勧めします☆