中高生のピアノレッスン

私の教室に何人か中高生の生徒さんがいます。皆、部活に入っているので、それはそれは忙しそう。ようやく部活を引退した中3の生徒さんも、なぜか秋の大会に出るという事態になっている位、部活に時間を取られています。それ以外に塾があり、常に疲れている様子。我が家の高2息子も、学校、部活、塾と家にほとんどいないサラリーマンのような生活をしています。

そんな中、ピアノの練習時間を確保するのは相当厳しいと感じます。ピアノの練習が息抜きになるような生徒さんは、隙間時間を見つけて(時間は作るものだから、時間を作って)練習が出来ていますが、そうでない生徒さんは正直なところ、あまり進みません。そんな中での練習は、まずハノン!(ハノンは指の訓練のためのテキストで、同じ指の間隔で動きます)。

ほとんどピアノに触れなかったとしても、ハノンなら弾けます(^o^)v 今は忙しくて弾く時間がなくても、長い人生の間にいつか弾ける日が来ます。その時のためにも、指は動かせた方が良いです。何事も出来ないより出来た方が良い!と思っているので、ハノンは生涯必須のテキスト。音を読むのが苦手な生徒さんも、ハノンは嫌出来るし出来るし、むかーし昔習っていた方もまず弾けます。

中高生の場合は、ハノンの後に課題の曲を練習します。ただ黙々と弾くのではなく、どうやって練習したら最短で弾けるようになるかをアドバイスしながら進めます。もちろん、短いレッスン時間で出来る箇所は限られているので、部分部分しかできませんが、その積み重ねでその課題が弾けるようになるので、レンガを積むように、でも単純過ぎてつまらなくならないように、1人ひとりの性格、性質を探りながらのレッスンが結構楽しいこの頃です(^o^)

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