ピアノを習い初めてから、割と早い時期に習う音符の読み方。5本の線に並ぶ丸い玉ですが、形が全く同じで、どの線にくっついているか?それだけで判断します。中高生や大人の初心者の方は、何本目のどこにあると覚えやすいからか、割と早い段階で音を読む作業(譜読み)が出来るようになります。未就学児や小学生は、早々と理解するタイプ、理解するまでに時間がかかるタイプ、理解する気にならないタイプ、、、本当にいろいろです。
譜読みが出来るようになるまでのプロセスは、生徒さんのタイプによって異なるので、数多くのアプローチ方法があります。お自分のお子さんがなかなか譜読みが出来なくて、イライラされる親御さんと数多く見てきました。1つの方法だけでなく、AがだめならBで、BがだめならCで、、、と理解できるまで先生と一緒にいろいろと試して欲しいです。
1つ困るのが、家での練習で親御さんが全て教えてしまうこと。レッスンは週に1回なので練習の過程が見られません。何年か前、毎回譜読みは完璧の生徒さんがいました。ある日初見の練習(宿題ではない知らない曲を、練習なしに弾いてもらう)をしたところ、まったく音がわからないのです!そういう生徒さんは、だいたい楽譜を覚えて弾いてしまっています。
楽譜を覚えて弾くことは良いことですが、ただ音とリズムだけを覚えて弾いても、なんのおもしろみもありません。続きはまた次回に続きます(^o^)