4歳のレッスン~お母さまと一緒に思わず拍手!

最近ピアノを始めた4歳の男の子。まずは音符に興味を持って欲しくて「ドレミファソ」を覚えてもらうことにした。初回のレッスンでは、5本の線の上に並ぶ同じ大きさの〇(音符)に、なに???の気持しかないようだった。回を重ねるごとに少しずつ場所の違いが見えてきた様子!

下から1本目の線の上にあったら「ミ」、下から2本目の線の上にあったら「ソ」と地道に覚えていくしかないのだが、数週間1番線の上にある電車(音符のことだけれども)は「ミ」2番線にいる電車は「ソ」と一緒に楽しんでいるうちに、ついに鍵盤のドレミファソと楽譜で書かれたドレミファソが一致した!!

思ったよりも早く覚えることができて、4歳くんの目も輝き、私も心躍り、レッスンに付き添われているお母様と目が合い、思わず2人で「拍手」(^o^)!!こうやってお母様と一緒に生徒さんの成長をその場で喜べることは、教える立場としては何よりもの幸せだと思う。

ずいぶん前に息子にピアノを教えていた頃は、とにかく先に進むことにばかり考えていて、こんな風に純粋に喜ぶことが出来なかった。結局それが息子にも私にも悪影響となり、息子はさっさとピアノをやめてしまった。親が子供に何かを教える時には、心に余裕がなければうまくいかないことが多いはずだ。家でお子さんのピアノ練習に付き合うお母様方のことを思うと、頭が上がらないと同時に、困っている時には何かお役に立てることはないだろうか?と思う。家での練習が必要な習い事は、ご家庭の協力なしにはなかなか進歩が見えないものだ。

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