レッスンで使っているテキストは「バスティンメソッド」というシリーズです。バスティン女史はアメリカの指導者です。今のピアノ教室でどれくらいの割合で使われているかは全くわかりませんが、とても良い教材だと思っています。今までバスティンのテキストが合わずに途中で変えた生徒さんはいませんが、親御さんの意向で他のテキストを希望される場合や、他の教室から移られた生徒さんには使わないこともあります。
バスティンのテキストは、ピアノの「まんなかのド」から始まりその音のまわりに広がるように、新しい音を覚えていきます。このスタイルが始めてピアノを習う方にはわかりやすい気がします。入門の生徒さんの場合、いわゆる5本線に音符が並ぶ「楽譜」に入るまでには結構時間をかけます。白の背景に黒い音符の高さが上がったり下がったりするものですので、まちがいなく「簡単そう」に見えます。
一見簡単そうに見えるものでも「メリーさんの羊」が弾けたりします。今日来た生徒さんも、始めて間もなくなのにメリーさんが弾けて、目が笑っていました(^o^)弾きたい曲があれば、楽譜が読めなくても弾きたい曲が弾けるのです!習い始めの頃から「弾きたい曲」が弾ける喜びを感じて欲しいな~と思います。弾きたい曲がなくても、たいていのテキストの中には知ってる曲が入っているはずなので、どんどん楽しんでください☆