前回のブログでは、自分の演奏を聴いていないことに触れました。ピアノを弾いていると、その音を自分で聴いていないことがよくあります。その中でもパターンは2つ。①まだその曲に慣れていなくて、聴く余裕がない。②簡単に弾けてしまうので、惰性で弾いてしまう。どちらの場合も自分では「聴いているつもり」なのです。①の場合はたくさん弾いて脳に覚えてもらいながら、少しずつ聴いていく②の場合は、録音してみることをお勧めします。
私も自分である程度弾けるようになったら、必ず録音しています。自分が思っているように弾けていないことがあまりにもたくさんあり、がっかりすることは日常茶飯事です。録音は時間がなければすぐに聞かなくても良いですが、聞いた時には気づいた事を楽譜に書き込むと効果的です。
やはり弾きながら聴くという2つの事を同時にやるのは、大変ですね。今よりも上達するためには、弾くことと聞くことをセット作業としていきましょう~