ピアノ上達のために⑬~自分の演奏音で癒やされるのか?

ピアノもハンドベルも自分で出している音を聴いているかどうかで、演奏は変わってきます。皆さん、聞いていますか?先日のハンドベル練習時に「トーンチャイム」を使いました(今回のブログ写真参照)。これはハンドベルの中にある振り子が、合金棒についています。ベルと同じように棒を振ると音がでます。この響きが何ともいえず癒やしの音なのです。

ハンドベルの音色は「天使のハーモニー」と紹介されますが、ベルが天使ならチャイムは「母の胎内音ハーモニー」とでも言いましょうか、とにかく安心できるステキな響きなのです。系統としてはビブラフォン、シロフォンといった鉄琴系の音です。今回初めて鳴らしたメンバーもいて、その不思議な印象の音に大騒ぎでした(^o^)v ハンドベルと同じように音程によって棒の長さが違います。初めて鳴らす音だからか、「音が鳴り続いている限り」真剣に聞きながら打っていたのが新鮮に感じました。ハンドベルでは私が前に立って指揮をしているので、自分ではあまり打ちません。そのためか先日のトーンチャイムでは癒やされました。果たして自分の出している音に癒やされる日は来るのか???それが出来たら最高ですね。

あれ?なぜ新鮮に感じるのか?ハンドベルにしろピアノにしろ、自分の音を聞かない(聞けない)方はとにかく多いです。理由はいくつもありますが、多くの場合は①演奏に必死で聴く余裕がない②演奏が簡単になり、自分が出来ていると思い込んでいるため聴けない③聴く思考回路になっていない、、、と思われます。

自分で音を出しながら同時に聴くことは、すぐには出来ないため、ハンドベルでもピアノでも私のスマホで録音しています。ピアノの生徒さんにもその場で聴いてもらったり、お母様に送ったりしているので、どこかで本人に聴いて欲しいです。「自分が思っていたよりも上手かった!」という意見が未だに聞けていないので、いつか聞いてみたいセリフBOXに入っています。

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