日頃練習していないわけではないのに、つっかえつっかえでしか弾けない生徒さんを、今までのレッスン人生でたくさん見てきました。観察していると、自分の指しか見ていないのです!違うオトを弾いてしまうのが怖いのだと思いますが、残念ながら、これではいつまでも上達しません。
上記の生徒さんは、楽譜のオトを覚えてしまわないと弾けないのです。そのため8小節くらいまでは覚えられても、その後スムーズに弾けない事態に!本人もつまらないし、見ている親御さんもイライラが募っているのを感じます。
こんな事にならないためには「楽譜を見ながら弾ける訓練をする」ことしかありません。もちろんずっと楽譜を見ていて、手元を見ないわけではありません。目線を上下、左右に動かしながら指も動かし続ける。言葉で書くと難しそうですが、この訓練は誰にでもできます。今まで出来なかった生徒さんはいいませんから(^o^)v
楽譜を覚えてから弾く癖がつくと、音しか見ないで他に書かれている強弱記号などを見落とします。指や頭が一度覚えてしまうと、新たな情報は簡単には入りません!楽譜をちらっと見ながら弾けたら、無駄な時間を使わずに済むし、早く弾けるようになるし、何よりも弾いてて楽しくなりますよ。ピアノってリズムと音を間違えずに弾ければOK!と思っている方が意外と多いのですが、そうではないのです。
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