楽譜の音がなかなかわからない②

前回の続きです~(^o^)楽譜に書いてある音がわからないと、単語のわからない英語の本を読むように苦痛でしかありません。ピアノの楽譜は音以外にもリズム(長く伸ばす音や短い音、休むところなど)も守らないといけません。想像するだけで練習が嫌になりますよね。練習しないと嘆く親御さんが多いですが、もしかしたらお子さんは練習って何をして良いのかわからないのかもしれません。

ピアノの練習ってピアノの前に座るだけではないのです。テーブルに座って、ソファに座って、車の中だって出来ますよ。初心者さんは音を読んだりリズムを手で叩いたり、強弱や表情記号を確認したり、経験者さんはどんな風に弾こうかイメージトレーニングしたり。ピアノだけでなく他の楽器も、音楽はこうしたい、こんな風に弾きたいとイメージすることが本当に大事。

私は、譜読みが苦手な生徒さんには、まずどこの線にくっついていたら何の音か?ということを徹底して説明します。5本の線を色づけして違いをわかってもらったり。線の上にのっかっているのか、ぶら下がっているのか、挟まれているのか?など時間をかける事が大事。それと平行して指を動かす訓練も取り入れます。

いつかは絶対譜読みは出来ると思っています。もちろんピアノに全く興味を持たないお子さんの場合は難しいかもしれませんが、今までの経験では楽譜がわかれば弾いてみようとします。中学3年生になって急に読めるようになり、学校の合唱伴奏が出来た生徒さんもいました。習っている本人ももちろんのこと、親御さんも「忍耐」と思って長い目で見守って欲しいと思うこの頃です。また、譜読みが苦手な事は必ず先生に伝えてくださいね☆

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